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「大丈夫、ひとりじゃないよ」
子育て家庭に必要な情報から年齢別子育てガイド

2021/02/02

乳幼児の習いごとの選び方

大切なことはママのスタンス!

今や習いごとは、親子対象も入れると0歳から。ベビーマッサージ、ベビーサイン、リトミックなど生まれて間もなくから!幼稚園に入ると、スイミングや英語、ピアノ、サッカーなどたくさんのメニューが習い事として名を連ねます。それも1人のお子さんが掛け持ちでというケースが年々増加。もちろん、それは「いろんな経験をさせたい!」「子どもの才能をひとつでも伸ばしたい!」という親心が見え隠れします。でも、ちょっと待って!何か1番大事なこと忘れていませんか?

ママの気持ちが主体になりすぎないように

幼稚園ぐらいだと自分からこの習い事したい!と、しっかりとした意思表示ができる子どもはそうそういません。ママが「〇〇をさせたい!」で決まるケースがほとんどだと思います。その際に重要なのは、子どもの性格や向き不向きを軸にして決めること。いくらママが、「ピアニストにしたいからピアノを習わせたい」と思っても、動き回るのが大好きなお子さんだったら「大丈夫かな?」と…その勘がとても大切です。まだ、その時点でジャッジするのは難しく、子ども自身に向き不向きや好き嫌いが顕著に現れるのは、小学校に入ってからだと思います。「じゃぁ、習わせてみないとわからないじゃない!」そうです。どう転ぶかわからない…でも、「好きにならないことや向いてない、と思うこともきちんと想定すること」が大切です。絶対、プロにさせたい!という場合は別として、1番は子どもがその習い事を通して楽しさ、達成感を感じること。

最近、習い事の場でよく見かける光景としてママが怖い顔をしたり怒ったりしていること。「なんでちゃんとやらないの!」「●●ちゃんは、ちゃんとできてるよ!なんであなたはできないの?」これでは、子どもにとっては楽しくないですよね。この習い事に行くとママは怒る、誰かと比べられて劣等感を感じる、しか残りません。月謝払っているからきちんとやって欲しい気持ちもわかります。でも、幼稚園の子がすべての時間集中すること自体なかなかハードルが高いですよ。先ずは、子どもにとって「楽しい!」を1つでも増やすことが大切です。「今日は、こんなこと楽しんで参加していたね」と必ず褒めてあげる…このママからの魔法の言葉は、子どもにとってすごく自信になることは間違いありません。あるママが言っていました。「習い事は、子どもにとって“やり続けること”を習得してもらうため」と。

決める前に、たくさん体験してください

子どもにこれなら合いそうだな、と思うものはできるだけピックアップしてください。次に考えるのは、通える距離にあるか?かけもちする場合、子どもの精神面や家計に負担はないか?その中で、たくさん体験レッスンに行くことをおすすめします。先生、雰囲気、内容で感じることが出てくるので子どもが楽しんで通えるものに近づきます。できれば、余計な意見を聞かずママ自身がジャッジできるようにママ友と体験行くのは控えた方がよいでしょう。