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「大丈夫、ひとりじゃないよ」
子育て家庭に必要な情報から年齢別子育てガイド

2021/02/02

男の子、女の子の育て方は具体的にどう違う?

そもそも男の子と女の子は、「脳が違います!」。 男性脳は集中型で女性脳は同時進行型のため、女性が「洗濯機を回しながら、朝ごはんの準備をして、子どもの支度をする」ということができない、また右脳と左脳の連携が女性に比べてできない、ということがわかってきています。 そもそも生まれた時から男の子・女の子では脳のつくりが違う…親としての向き合い方も違って当然なのです。

男の子を育てる時に意識すること

(1) むやみにせかさない、ガミガミ言わない
男性脳は集中型=いろんなことを一度に処理できないつくりです。頭ごなしについいろいろ言いすぎても大抵は伝わっていないことが多いのです。 また、ガミガミ怒られることで「僕はダメだ…」という自己肯定感を否定することにつながってしまいます。意外と変なところでプライドを持っていたりするものです。そんな時は、質問をしてあげましょう。「どうして今、 ○○しちゃったのかな?」と。 男の子は女の子に比べてうまく言葉で説明できず、手か出たり暴力的な行為につながりやすい場合が多くあります。

(2)心を鬼にして、甘やかさないことも大切
つい「男の子だから仕方ない」と思ってしまうことがありませんか? 多くのママは、困らないように先回りしたり肩代わりしてあげたり。これは、 お子様の自立心を大きく削いでしまいますし、怒りながらもこれをやってしまうと相反する二重のルールを押し付けることになってしまいます。失敗を経験させ、得ることも立派な子育ての経験になりますよ。

女の子を育てる時に意識すること

(1) 気持ちを代弁したり、上から目線で注意をしない。女の子は協調性が非常に高いため、相手にも共感性を求めてきます。一番 身近な存在である親でも一方的に言われると、拒否反応を示しますので現 時点での心理状況・心情を受け止めたうえで、応援してあげましょう。自分も同性だからといって「こういうことが言いたいんでしょう?」と先回りして代弁してしまうことはNG です。しっかりと自分の話を聞いて欲しい、そして共感して欲しいという思いがとても強いので「こんなことを思っていたんだね」とオウム返しでOK !

(2) 結果だけでなく過程をきちんと見てあげることが時に必要。例えば、小学校へ上がって親が宿題をみる機会があると思います。つい忙しいと「このページが終わったら教えて」とキッチン仕事をしようとすると、「ママ、そばにいて。ちゃんと見ていて」と言われることが・・・。まさにこれです。 女の子は結果だけではなく、過程もきちんと見ていて欲しいのです。 過程のがんばりも褒めて、結果も「頑張ったね」とダブルフで褒めることでとても女の子の気持ちは満足し、向上心にも繋がるそうです。